Panasonic GH3、最新のGHは最良のGH

GH1、GH2と買ってきたGHシリーズの3世代目となるGH3。ちなみに、最初にGH1を買ったのはbluesniffさんのこの動画を見て、「これを買えば、僕もこんなステキ映像が撮れるんだ。」と勘違いしたのがきっかけです。

独特の映像センスと色使いで、bluesniffさんはGH3でもこんな作品を撮ってたりします。
もうひとつ、人を勘違いさせるPHOTO YODOBASHIの作例もそうですが、写真、映像の良し悪しはカメラではなく、撮る人次第だと改めて思います。

ボディ単体が発売日直前に延期されたり、発売後も品薄が続いているようですが、年末にようやく手にしたGH3は期待を裏切らない、いい感じのカメラになっていました。
5D3は約1900g、GH3は約890g
今年は重くて大きな5D3の出番が、ぐっと減りそうです。

これまで、GH3で7本の動画を作ってみました(YouTubeの再生リストは以下)。


vimeoにも6本のファイルを置いています。http://vimeo.com/album/2255720


動画については、センサーが変わったことで懸念していた映像の解像感は、問題なし。また、モワレが出やすいとの情報もありましたが、これまで撮った映像で、気になるようなシーンはありませんでした。
動画機能の大きな変更点は、1920x1080で60pが使えるようになり、ビットレートも最大50Mbps(IPB)、72Mbps(ALL-Intra)まで上がったこと。これまでの撮影では、24pの72Mbps(ALL-Intra)で、60pの50Mbps(IPB)を使用しています。IPBとALL-Intraの差は、自分の撮るような街角の景観だと、正直、違いが分かりません。動きのある被写体だと、もっと差が出るのかも知れません。
Panasonic GH3 Ginza,Shibuya
夜の渋谷
Panasonic GH3 Ginza,Shibuya
夜の銀座
Panasonic GH3 Yokohama
高感度は改善
GH2ときちんと比較したわけではありませんが、これまで撮ってみて、ダイナミックレンジと高感度について改善されていることを感じました。また、GH2で見られたシャドウ部分のグリーンっぽいノイズが解消されています。GH3は、これまでのGHシリーズと同様に、写真を撮るように動画が撮れるカメラになっています。
Panasonic GH3 Yokohama
かもめが飛ぶシーンは60p→24pのスローモーション
Panasonic GH3 Yokohama
EXテレコンではGH2と同様に若干ノイズが出やすくなる
Panasonic GH3 Yokohama
マイクロフォーサーズでも寄ればボケる
微速度撮影は、テレコムセンターの展望台からチルトシフトでのミニチュア風動画撮影と、東京タワーや新宿での撮影を追加で行いました。撮影は、基本的に電子シャッターを使用し、電子シャッターの上限となる1秒を超えるシャッタースピードが必要な場合のみ、メカニカルシャッターを使用しています。GH3は内蔵のインターバルタイマがありますが、冬になるとなかなか雲に恵まれずあまり使用していません。外部レリーズでの連写が中心です。
Telecom Center Observatory
右下にお台場ガンダムの影
Telecom Center Observatory
働きもののフォークリフト
Telecom Center Observatory
観覧車は改装中のため営業中止
チルトシフトでの撮影は、F2.8~F4程度の絞りでの撮影となるため、自分が撮るような都市景観だと、シャッタースピードが1秒の場合、感度は最大でISO400程度になります。K-5等でもそうですが、撮って出しのJPEGでは気にならないようなカラーノイズが、編集時にイコライズのエフェクトをかけるとノイズが目立つ場合があるため、念のためにノイズリダクションを+3にしています。+4以上だと画像の解像感が失われます。
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
内蔵インターバルタイマーで撮影
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
内蔵インターバルタイマーで撮影
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
SS2.5secで連写
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
外付けのインターバルタイマーでHDR撮影
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
SS0.5secで連写
Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2
SS2.5secで連写
前回も触れましたが、
1.シャッタースピード1秒が上限という制約があるものの、電子シャッターでシャッターユニットを温存できる。
2.バッテリーの持ちがよく、半日程度の撮影では、念のため予備を1本持てば安心できる十分なスタミナ。
3.インターバルタイマの内蔵。
4.付属ソフトのPHOTOfunSTUDIOが、インターバル撮影と連写した画像を読み込んだときにフォルダー毎にまとめてくれる。
といった点が、微速度撮影用としてかなりいけています。

GH3は、現時点で、自分の一押しのカメラです。


コメント

やまちゃん さんの投稿…
「これを買えば、僕もこんなステキ映像が撮れるんだ。」と勘違いしたのがきっかけの人が、ここにも一人いますよーん。私です(笑) PHOTO YODOBASHIの作例は、どの製品の写真を見ても同じように撮れてしまうのでは・・・っていう程に勘違いして思えてしまうものばかりです。まぁ、サイトの作例が売り上げに直結していると思うので、魅力的なのは当然なんですが。いざ自分で実践して撮影してみると現実レベルとの戦い・・・ですね(苦笑) あれれ!?おっかしーなー???なんて、冗談はヨシ子ちゃんなんて、思わず自分が写りこむ程、前からカメラのレンズをのぞき込んじゃいました(笑) まずは撮影の回数を増やしてカメラ(撮影)の経験値を上げたいと思います。レンズなどの機材も当然、必要に応じて買い足していきますー♪(厨二心がくすぐられる) しかし、この寒さ。先日、朝から晩まで1日、外で撮影してみましたが自販機でホットドリンクを買う回数と、トイレに駆け込む回数がハンパなかったです(笑) 最後に質問させてください。最新の「Panasonic GH3 Time Lapse Test part 2」動画。見ましたー♪面白いですねー♪観覧車の時計の数字がいつもより速く動いているように見えたのですが、編集時にフレームレートをいつもより上げているのでしょうか??? あと、冬の外での撮影の際に、寒さ対策などあれば、ぜひおせーてくださーい♪
darwinfish105 さんの投稿…
細かいところまで見てますね。観覧車のシーンは、夕暮れから夜景への変化を撮りたかったので、5秒間隔で撮影しています。冬の寒さ対策は特になかったりしますw。外では撮らずに、展望台からの撮影が、一番の対策です。
やまちゃん さんの投稿…
細かいところまで結構見てますよー♪ あれは5秒間隔なんですねー! また次回、自分で撮影する際は5秒でやってみようと思います!!! 寒さ対策は・・・屋内がベストですよねー。教えていただいて、ありがとうございますー♪ 一応、、ヒートテックは着込んでおこうとおもいます(笑)
Unknown さんの投稿…
初めまして。いつもうっとりする様な、動画を有難う御座います。たまたま私が、darwinfish105さんの動画を見ているときに妻が通りかかって、「なにこれ?凄い綺麗!」と魅入っていました。
人をひきつける魅力にあふれた動画ばかりです。ハイパーラプスも大好きですが、かなり撮影大変でしょうね。

私がdarwinfish105さんのHPを発見したきっかけはSteadicam Merlinの記事でした。私はマーリン導入して、そちらで楽しんでいます。

これからも素敵な動画を楽しみにしています。
darwinfish105 さんの投稿…
Otaさん、コメントありがとうです。今後の動画作りの励みになります。ハイパーラプスはちょっと試しただけですが、撮るのも、編集するのもかなり手間がかかると分かったので、気合を入れないと難しいですね。
そういえば、マーリンはは最近全く触っていません。ちょっともったいない買い物でした。
THoshizawa さんの投稿…
1か月ほど前から、GH3のユーザーとなりました。
"Panasonic GH3、最新のGHは最良のGH"、
激しく同意です(笑)。
Unknown さんの投稿…
Hi--I live in Kawasaki and have recently bought a GH3. I need some help to use the function buttons and Quick Menu among other features. Could I visit you to get some advice? My email address is boyd@gol.com
Unknown さんの投稿…
こちらのブログを見てGH3購入に
大きく傾いた一人です(笑)
ビデオ撮影も楽しいですが
出てくる映像がすごすぎて
今ではどうやってGH3を
ビデオと同じレベルで撮れるかと
そればっかり考えてしまいます。

勝手にリンクを貼っちゃったので
いつもはROMだけでしたがコメントしました。

またお邪魔いたしますm(_ _)m 林田

http://khbean3.seesaa.net/article/360919900.html